2021年7月12日

同じ時間を共有する

みなさんこんにちは。

僕がこのブログで書いている内容のほとんどは

部活動で子ども達と接する中から生まれてきます。

「どんな〜したらわかりやすく伝わるかな」

とか

「いい感じの例え方ないかな」

とか

「こんな話が今必要かも」

とか

自分でも書きながら自分自身に言い聞かせている側面もあり、

読んでくれているみなさんにも役立つ話かなと思っているので

一生懸命書いて伝えるようにしますね。

今日のタイトルは「時間を共有する」ことについて書きます。

僕は子ども達(生徒)と接する時に大切にしていることの一つに

「同じ時間を共有する」

というのがあります。

僕が3月まで顧問として携わっていたのがバドミントン 部なんですけど

バドミントン 競技に関して

僕はほぼど素人。

自分自身高校の時は合唱部に所属していたので

バドミントン の「バの字」も知らないし

体育会系と言われる環境からも縁遠い感じでした。

これまでにバドミントンは遊びでやったことはあったので

ルールなど本当に最低限のことだけ知っている状態でした。

それでも顧問としての役割もあるので自分なりに

YouTubeを見て良さそうな練習方法を探したり

彼らが抱える悩みの改善に向けてネットで情報収集したりして

色々提案していきました。

部員達は中学生の時から競技を続けてきている者も多く

競技に関して、はるかに僕なんかより詳しいはずだけど、僕の話をしっかり聞いて

言われた事を実践しようとするんですよ!

僕自身、彼らが素直に練習するのが本当に不思議で、

キャプテンに尋ねたんです

「なんで競技の専門でもない俺の言う事を受け入れて練習してるの?」

と。

そしたら、

「んー、自分でもよく分からないけど、先生の話は聞いててもいいと思う。」

と答えました。

ここで僕が感じたのは

「信頼してくれているのかな」

と言う事でした。

もし僕が生徒に毎回

「勝手に練習してて、終わったよびにきて」

と言っていたり、

練習場所にいても競技とは関係ない事をずっとしていたら

果たして僕の言う事を聞いてくれていたのかな?

人はやっぱり

「どれだけ同じ事をして時間を過ごしたか」

が大切になってくるとつくづく感じました。

大人が子どもに寄り添って一緒に何かすることが子ども達にとっても

成長に繫るチャンスになり得ると思います。

高校生だからといって、もう大人なんだしほったらかしても大丈夫でしょ!

なんてことはないんですから、中学生・小学生と年齢がさがるほど

一緒にやってあげることが大切だと思いませんか。

僕は小学生の時進研ゼミがどうしてもやりたくて

親にお願いして入れてもらったことがありますが、

結果は全然手をつけることなく毎月教材が溜まって行き

最終的にはゴミになって「お金の無駄」と親に怒られた事を覚えています。笑

でも考えてみてください!

自分でスケジュール管理して、学校終わって外で遊んできた小学生が

7時から勉強すると決めて毎日実行するって考えたらやばくないですか??笑

もちろんごく少数の子どもでそれをやってのけるお子さんもいると思いますが、

大抵の家庭では「風呂入った?」「宿題まだ?」などやりとりが

毎日のように繰り返されていることと思います。笑

是非子どもと関わる時には

「いかに同じ時間を共有する工夫をするか」

を意識してみるといいかもしれませんよ😃

一緒にやってあげることで相手は意外とのってきます!